私の宝物 海底博物館 (望月コレクション)




NO-07 フーカー潜水器  (送気式潜水具)

クストーがデマンド式(ダイバーが息を吸うときのみ空気が共有される)呼吸装置を開発するまでは、ヘルメット潜水器が主流であった、陸上よりホースで空気を送り    ヘルメット内に空気を満たし余った空気を海中にフリーフローさせる方式だ。 しかしヘルメット+潜水服内に空気を満たす為には大量の空気を送り込む必要があり    陸上の空気ポンプも巨大なものが必要であった。そこで考案されものがダイバーの顔の部分のみを被うマスクを作りマスク内に空気を送り込む送気式潜水器が考案された    代表的なものが浅利熊記によって独自開発されたアサリ式マスク潜水器である。アサリ式ではマスク面のみに空気を送ればよく高性能のポンプが必要なかった。  そのため、港湾工事現場や民間漁業で多く使用されるようになった。写真はアサリ式では無いが同じ方式を用いたマスク式潜水器である。




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