私の宝物 海底博物館 





NO-46 大型水中カメラ (タテイシ・ブロニカ・マリン) 


今から10年前、プロ、ハイアマチュア用として大型カメラの水中ハウジングがずいぶん作られた。いずれも一眼レフカメラなので、ヒントや構図をしっかりと決めることができ、フィルムが大きいぶん印刷原稿として好ましいからだ。写真のハウジングもその1つ。水中写真の草分けである舘石昭氏がデザインしたタテイシブロニカマリン。高価なゼンザブロニカ仕様で、40mmから100mmまでの5本のレンズが交換可能。フラッシュバルブが左右に2灯着けられる画期的なものであった。しかし大型ということで機動性に劣り、つかいこなすのは至難の技だった。その後、印刷の技術もよくなり、水中ハウジングも小型の35mmカメラが主流になってくる。それだけにプロの重みを感じさせてくれるギアだ。。



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