私の宝物 海底博物館 






NO-43 8ミリカメラハウジング  


部屋を暗くして、映写機の「カタ、カタ、カタ」という音に合わせて絵が動く8ミリ映画が、なぜか無性に懐かしい。撮ったその場で「カセット、ハイ、ポン」で見られてしまうコンパクトビデオに比べたら、現像して、編集して、上映のセッティングという過程すらめんどうくさいことこの上ないのだが、手軽じゃない分、8ミリ映画にはホームシアターとしての重みがあったような気がする。流し取りできるムービーは、それだけでもストーリーになり、臨場感あふれるシーンを容易に収めることが出来る。にもかかわらずスチールカメラと比較して今一歩の復旧率だったのが残念だ。とにかく上映会一つするのにも、ある手度のまめさが必要だ。手軽なビデオが爆発的に流行するのは当然だ。



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