私の宝物 海底博物館 






NO-19 水中カメラ (ローライマリン)


水中写真に多少の覚えのある方は「ローライマリン」の名をご存知かもしれない。そうでない方はのこ機会にぜひ知っていただきたい。この「ローライマリン」は、それだけの名器、ハウジングの元祖ともいえるべき水中カメラなのである。設計者は”水中写真の神様”ハンス・ハス。Oリングが発明される以前から製造が始まったので、使われているのはすべて平パッキングだ。それ以来昭和46年に製造中止になるまでは、同じモデルだったロングセラーでもある。中に収められているのは、これまたドイツの名器ローライ3.5Fというカメラで、ごく一部のプロに愛用され続けた。ずっしりと重く、重厚な色あいは、今もなお、ある種の風格が漂っている。。



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