Antique Scuba Gear



ダイビング用ナイフ

ダイビング機材で意外に重要な道具にナイフがあります。ナイフと言うと映画で鮫と格闘するアクションシーンを思いうかべるかもしてません。
しかし、戦ったり海産物を獲ったりする為ではありません、自分の身を守るために必要な道具なのです。
潜水は必ず陸に戻って1ダイブです、海中で網などにからまった時ナイフがあれば切て脱出できますが、ナイフを持ち合わせてないと危険な状況となります。
最近は釣り客が切り残した釣り糸などが多くありドッキとするシーンがあります。

ナイフは素手で触っては危険なモノを調べる場合、早い流れから脱出する為に海底にナイフを突き立てるなど海中で頼れる道具の一つです。
小さくても必ず携帯しましょう。



7得ナイフ


ポインテックナイフ DiveDynamics aqualang knife

   60'〜70’頃のダイビング用ナイフは厚みが5mmほどある物もあり切れ味は良くありません、片側にはノコギリのようにギザギザが付いてすりきる事もあります。いずれも大きくそして黒一色です、見かけより機能重視の道具でした、ダイバーは足(すねのあたり)にナイフをベルトで付けています。

最近のお店では大きなナイフを見かけず、ダイビング用ナイフは小さくお洒落になっています。BCのベルトに付けるタイプなどは形もナイフを解らないほど小さくお洒落です。

私は7得ナイフを今でも愛用しています。7得ナイフはダイビング中、何時も私の右足に居ます。海中で抜いたことは数えるほどしかありません、大きく・重たく・少し錆びたナイフが右足にあると何よりも安心できるのです。
ダイコン(DivingComputer)は無くともナイフは必要です。


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