Antique Scuba Gear



Regulator

スクーバダイビングで一番重要な機材と言えば、なんといってもレギュレターであろう。 1942年にレギュレターが発明されてなければスクーバダイビングか始まらなかったに違いない。
レギュレターの基本原理は60年経ったいまも変わりがない、しかしダブルホースからシングルホース確実に発達してきた。私たちスクーバを付け水中で息を吸うとレギュレターを通して空気が吸える、あたりまえのことと思っているかもしれない、これはすべてレギュレターによって可能となっているのだ。
1953年東京水産大学の教授が研究用にアメリカから持ち帰った機材は日本におけるスクーバ機材の始まりとなる。昭和30年代に入ると日本でもいくつかの潜水器具会社たレギュレターやタンクを作り始めた商社もフランス・アメリカより輸入を行っていた。


1960年代ははダブルホース型が主役であった。数年おくれてシングルホースレギュレターが誕生し、第一次ダイビングブームとなって行くのである。 

■ダブルホースレギュレター
ダブルホースレギュレターはタンクとの接続部分に直径18cm厚さ5ccmほどの円形の金属箱(ステージ)があり中にダイアフラムを装備した減圧装置が入っている。蛇腹ホースによって空気が右側からダイバーまでながれてくる、排気は左がわからステージにもどされて排出される
■シングルホースレギュレター
タンク接続部分(1stステージ)で1次減圧を行い10Kg/cm2程の中圧を作ります、1stステージから中圧をホースで口元の2ndステージ引き2ndステージで要求に応じた空気を流します。排気は2ndステージエキゾーストから海中へ放出します
Aqua-Master Caripso





ダブルホースレギュレターの取扱い(スキル)



ギュレターが水中で外れた場合やバディーブリージングする場合はレギュレターのリカバリーをしなくてはなりません。ダブルホースレギュレターでは右側ホースより吸気されます、排気は左側ホースを通ってレギュレターに戻り海中に排出されます。マウスピースのとホースの接続部分にIn/Outの弁がついておりマウスピース内に入った水はホース内には入りません。マウスピースを加えて息を吐くとマウスピース内の水は左側ホースに排出されます、この状態で問題はないのですがOut側ホース内に水が入りゴロゴロするのが気になる場合は左ホースを下げて左回りに1回転すると水は低い部分を伝って仰向けになった時点で排出されます。
マウスピース部分にはパージボタンがありません、パージの方法はレギュレターヘッドよりマウスピースを高い位置に上げると、ダイアフラムとの位置関係でフォローしますフローする空気でマウスピース内の水をパージします。




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