Antique Scuba Gear
水に潜り海底の美しい世界を見るためにマスクは必要な機材である。古くは沖縄・奄美の漁師が使った木彫りのゴーグルに始まり、伊勢の海女が使った水中メガネと注文者の顔に合わせて1つ1つ手造りであった。ダイビングの流行によりネオプレーンゴムを使ったマスクが作られるようになった。黒・黄色のネオプレーンゴムに金属のフレーム、ガラスも4mm〜5mmありかなりの重さがあった。一眼タイプ、二眼タイプ、3面タイプなどがあったが主力は一眼丸型のマスクであった。初期のマスクには耳抜きようのノーズパットが無く、マスクの底面を鼻に押し付けて耳抜きをしていたやがてノーズパット(鼻を摘む)が付き、排水の為の水抜弁もついた、1973年にMSCからマンティスが発売され二眼タイプに変わっていた。素材も1975年にSCUBAPROからシリコンを使用したクリアタイプが発売され女性ダイバーを中心に広がっていった。 |
日本アクアラング E型 | キヌガワ | キヌガワ(水抜き弁付き) |
GULL マンティス | ITS クリア | Cressi-sub ピノバ |
スノーケルもJ型がほとんどであった、やがて水抜弁が付きシリコン製と型を変えてゆく。 |
DIVEWAY J型 | SCUBAPRO J型 | 日本アクアラング J型 |
マスクにスノーケルを取り付けます スノーケルの位置を適切に調整します。 |
マスクにくもり止めをします。 |
髪の毛をはさみこまないように注意しましょう。 |
ダイビング用マスクと言えばオーバル(丸型)がほとんどでした、素材もゴムのみです。 やがて2眼マスクやシリコン製のマスクが登場します。 この丸型マスクは容積が大きくマスククリアが大変でした、また耳抜きの為の鼻摘みが無いマスク(日本アクアラング社 A型)もありマスクの底辺を鼻に押し付けて見抜きをしていました。 |