Antique Scuba Gear
医学的見地から生まれた信頼と技術
シャーウッド(SHERWOOD)これまで輸入事情その他の問題で日本では印象が薄かった。
シャーウッド社の歴史は古く1923年のアメリカで創業し、創業当時は医療向け ・
研究所向けのガス調整装置を製造していた。1950年にピストン式のレギュレター製造する
会社を買収しダイビング業界へ進出したのである。シャーウッド社は高精度バルブや
レギュレター生産を続け1974年に自社ブランドでスクーバ機器の販売を開始した。
シャーウッド社が医療向けガス調整装置を製造していたことより緊急時の酸素吸入器の
技術を基にダイバーへスムースな空気の供給、加湿技術をレギュレター製造に生かす心使いは
シャーウットならではのアイデアであろう。こうした技術がプロダイバーのみならず一般の
ダイバーも注目しジャーウットのスクーバ機材は広がっていった。
シャーウットのレギュレターには細かい配慮が為され、ファイーストステージは寒冷地仕様
ウォーターポートオがなく内部のパーツが水や砂にさらされること無い、セカンドステージの
デマンドバルブの先にローラがつけられダイアフラムの摩擦をやわらげるなどの工夫がされている。
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