Antique Scuba Gear



今はダイビングコンピュータを使うのが常識となっているが 60’はダイビングコンピュータなどは存在していなかった。
使える計器としては時計、水深計を使い, 覚えた無減圧潜水表を思い出し潜水時間を調整していました。


時計・水深計
時計 (Citizen)
水深計 (Technisub)


装着
無減圧潜水表を覚えて、右腕に水深計、左腕に時計とコンパス これが一般的なダイビングスタイルでした。




検圧計

60’スタイルではレギュレターに残圧計が付いていない(ダブルホースでは残圧計を付けるポートが無い)潜水開始前に検圧計を使いタンク圧を計ります、潜水はタンク容量とタンク圧より経験に基づいて水深計・時計とにらめっこをしながら潜水しています。当時のタンクにはリザーブバルブと言うバルブがついていてタンク圧が30Kg/cm2で一度空気の出が止まります。ダイバーは空気が出なくなるとリザーブバルブを開きタンク内の30圧をつかって水面まで帰還していました。

検圧計 (diveways)

検圧計をタンクにセットする。

バルブを開きタンク圧を測る。




残圧計

    
水深計・検圧計・残圧計など圧力を計る場合ブルドン管を使った方式で計測する。ブルドン管とは、断面が平円型またはだ円型の金属管を円形に巻いたもので、図の様にC型のものをC型ブルドン管と呼ぶ。管の先端は密閉されロットピンで拡大機能に接続されている。ブルドン管に圧力が加えられると管内外の圧力差に応じてブルドン管断面が真円にもどろうとし、曲がりは直線にもどろうとする。この延び縮みを使って圧力を測定するのだ。


ブルドン管式残圧計

残圧計によるタンク圧の確認

スプリング式棒方残圧計



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