Antique Scuba  Report




Antique Scuba では、毎年・夏に伊豆高原で合宿ロケを行っています。
昼は、部屋・庭・プール(水中)を使っての撮影トレーニング+作品作り、夜もナイトシーン(水中)
2日間のハードスケジュールの中で、スキルアップと作品作りに頑張っています。

ショップを訪問すると、「DiveWaysと共同開発したフルフェースマスクがありますよ」
そう、最近水中レポートでよく使っているフルフェースです。
さっそく、トライする事になりました。独特の操作が有るためサポートダイバに付いてもらって、
まつまみちゃんに水中レポートしてもらいました。


今回、モデルとして頑張ってくれた ”まつまみちゃん” 普段はレースクィーンとして活躍中です。




フルフェースマスクの機能について

正面に向かって

・左脇にデフロスターバルブが1つあります。
・左下に耳抜き用のノーズパットの指示棒があります。
・右下にマスク内の水抜き用パージボタンがあります。
・右横に2ndステージ用の流量調整バルブがあいます。
あとはレギュのパージボタンを使って、マスクをコントロールします。










まず、フルフェースマスクは重たい、マスクだけで7〜8Kgあります、
モデルさんも陸上で長い時間つけると「首が痛い」と言っていました。


Antique Scubaでは、今年からVideo撮影もはじめました。
今回はVideo HDのキャプチャーです。

さて、操作説明です。 
デフロスターバルブは、車とフロントガラスのくもり消しと同じですね、ダイビング中にマスクの正面ガラスが曇った場合に
デフロスターバルブを開けると、タンクからの中圧がマスク内のノズルからカラス面に吹き付けられ、くもりを乾かします。
耳抜き用のノーズパットは、指示棒を操作してノーズパットを鼻に押し当てて、耳抜きをするために使います。
水抜きパージボタンは、マスクの一番低い位置に付けれていて、マスクに入った水をパージするボタンです。
2ndステージの流量バルブは、ふつうのレギュレターの流量バルブとおなじです。
このフルフェースは、レギュレータから空気が供給されるもののマスクの閉塞空間で呼吸をするため、換気が悪く
時々パージボタンで強制的に換気しないと酸欠を起こす場合があり、激しい動きをした場合など、パージボタンを頻繁に押さないと危険のようです。
 マンディスのフルフェースの場合は、マスク部分(目・鼻)と、口元部分が独立している関係で、呼吸時の換気は普通のレギュレターと変わりなく、
強制パージは少なくても良いようですね。



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