Antique Scuba Event Report
機材 | 名称 | 製造会社 | 製造国 | 年式 |
レギュレター | Mistral | La.SpiroTechinique | フランス | 1955 |
DA-AQUAMASTER | U.S.Divers | アメリカ | 1977 | |
NAVY-APPROBD | U.S.Divers | アメリカ | 1972 | |
SNAKE-SILVER-V | Nemrod | スペイン | 1976 | |
CLIPER | DACOR | アメリカ | 1976 | |
DivieMaster3 | 日本アクララング | 日本 | 1982 | |
Swimmaster | Voit | アメリカ | 1984 | |
タンク+ハーネス | 10Lx2+ベルクロ | Cressy-Sub | イタリア | 1972 |
4L+ベルルロ | FIUSE | 日本 | 2002 | |
マスク | TYPEーE | 日本アクララング | 日本 | 1994 |
TYPEーA | 日本アクララング | 日本 | 1972 | |
オーバル | キヌガワ | 日本 | 1976 | |
MANTIS | GULL | 日本 | 1984 | |
フィン | Aフィン | 日本アクララング | 日本 | 1977 |
JET-FIN | APOLO | 日本 | 1972 | |
RONDINE | Cressi-Sub | イタリア | 1976 |
ダブルホースの仕組みの説明 |
ダブルホースのデモ |
What's Antique Scuba |
その頃使われていたスクーバダイビング器材が今、手元にあるのです、しかも使える状態で! 40年前のスクーバ器材がなぜか お洒落で、カッコ良くみえてきませんか? |
ダブルホースレギュレータです、1943年にJ.Y.クストーによって発明されてからしばらくはレギュレータと言えばダブルホースレギュレータでした。AQUALANG(株)社のトレイードマークもダブルホースレギュレータを形とったものでした。ダブルホースレギュレータは中央にある直径15cm厚み5cmほどの金属部分をタンクに接続します。この金属の箱の中に1stステージと2ndステージが入っていて空気を調整しています。ダイバーがマウスピースで呼吸すると右側のホースを通って空気が吸えます、吐き出した空気は左側のホースを通ってレギュレータに戻りダイバーの背中の位置で水中へ放出されます、ダイバーの正面には泡が出ないのです。ダブルホースレギュレータは水深にあわせた圧力の空気を作るダイアフラムがダイバーの背中の位置にあります、その為泳いでいるダイバーは常にレギュレータの位置と肺の位置の差からなる圧力差をうけて呼吸するのです、苦しくはありませんが意識して吸わないと吸えません。また残圧計を付けるポートが無くタンクに「Jバルブ」を付け30圧を残した時点で空気が渋くなりリザーブバルブを開けて浮上していました。1980年代に入ると扱いにくいダブルホースレギュレータに代わってシングルホースレギュレターが人気となりダブルホースレギュレータは姿をけしてしまいました。 |
大切に使われ手入れされたダブルホースレギュレータは今でも使えます、 そして当時の夢と冒険を私たちに伝えてくれるのです。 |