Antique Scuba  Event  Report




What's  Antique Scuba   (伊豆海洋公園 器材展示)


10月21日(土) 伊豆海洋公園ダイビングセンターで「I.O.P.秋の感謝祭」がありました。
AntiqueScubaでは 「What's AntiqueScuba」 と題して
 I.O.P.開所当時 60'のダイビング器材の展示を行いました。

伊豆海洋公園ダイビングセンターは1964年益田海洋プロダクションにより設立されました。
1966年に東海大学海洋学部の潜水訓練センターを開設以来、
益田一氏の下、多くのダイビング事業に貢献された施設です。 

我々ダイバーにとってはI.O.Pは聖地であり、当日は多くのダイバーの方に
60’に使われたダイビング機器を見ていただきました。




イベント・ポスター



機材の展示


使用機材一覧(全て稼動可能です)
機材 名称 製造会社 製造国 年式
レギュレター Mistral La.SpiroTechinique フランス 1955
DA-AQUAMASTER U.S.Divers アメリカ 1977
NAVY-APPROBD U.S.Divers アメリカ 1972
SNAKE-SILVER-V Nemrod スペイン 1976
CLIPER DACOR アメリカ 1976
DivieMaster3 日本アクララング 日本 1982
Swimmaster Voit アメリカ 1984
タンク+ハーネス 10Lx2+ベルクロ Cressy-Sub イタリア 1972
4L+ベルルロ FIUSE 日本 2002
マスク TYPEーE 日本アクララング 日本 1994
TYPEーA 日本アクララング 日本 1972
オーバル キヌガワ 日本 1976
MANTIS GULL 日本 1984
フィン Aフィン 日本アクララング 日本 1977
JET-FIN APOLO 日本 1972
RONDINE Cressi-Sub イタリア 1976



ダブルホースの仕組みの説明

ダブルホースのデモ

What's Antique Scuba

1943年にJ.Y.クストー氏によって発明されたScuba潜水器は1947年よりaqualang(水中肺)の名前で販売をはじめました。1960年代に入ると日本にも日本アクアラング株式会社が設立され米国U.S.Divers社からの輸入販売がはじまります、その後日本でも製造が始まりダイビングブームが始まったのです。
欧米からやってきたスクーバダイビングは当時最もお洒落でセレブな遊びでした、ダイビング機材そのものが目新しく見るものすべてが新鮮でした。映画・テレビドラマ・雑誌いろんなところでスクーバダイビングが特集された時代です。当時のダイバー達はみなパワフルで寒さなどそっちのけ真冬でもウエットスーツ1枚で海に飛び込んでいたものです。 私たちはそんな時代の映画・TV・元気いっぱいの先輩ダイバーをみてダイビングに憧れたものでした。


その頃使われていたスクーバダイビング器材が今、手元にあるのです、しかも使える状態で!
40年前のスクーバ器材がなぜか お洒落で、カッコ良くみえてきませんか?


ダブルホースレギュレータです、1943年にJ.Y.クストーによって発明されてからしばらくはレギュレータと言えばダブルホースレギュレータでした。AQUALANG(株)社のトレイードマークもダブルホースレギュレータを形とったものでした。ダブルホースレギュレータは中央にある直径15cm厚み5cmほどの金属部分をタンクに接続します。この金属の箱の中に1stステージと2ndステージが入っていて空気を調整しています。ダイバーがマウスピースで呼吸すると右側のホースを通って空気が吸えます、吐き出した空気は左側のホースを通ってレギュレータに戻りダイバーの背中の位置で水中へ放出されます、ダイバーの正面には泡が出ないのです。ダブルホースレギュレータは水深にあわせた圧力の空気を作るダイアフラムがダイバーの背中の位置にあります、その為泳いでいるダイバーは常にレギュレータの位置と肺の位置の差からなる圧力差をうけて呼吸するのです、苦しくはありませんが意識して吸わないと吸えません。また残圧計を付けるポートが無くタンクに「Jバルブ」を付け30圧を残した時点で空気が渋くなりリザーブバルブを開けて浮上していました。1980年代に入ると扱いにくいダブルホースレギュレータに代わってシングルホースレギュレターが人気となりダブルホースレギュレータは姿をけしてしまいました。


大切に使われ手入れされたダブルホースレギュレータは今でも使えます、
そして当時の夢と冒険を私たちに伝えてくれるのです。





 戻る