Antique Scuba 簡易潜水具




1980年から1990年にかけて ダイビングスポーツがともて元気な時代でした。

その時代に「重いタンクを背負わずに簡単に海の中を散歩できたら、海の中をのぞけたら」と
いろいろな 簡易潜水具が発売されました。

循環式 : fieno  eOBA       
開放式 : AirFin BOOM-E=LUNG 


fieno Air・Fin
循環式の呼吸装置です、背中のfieno本体には炭酸ガス吸着剤と酸素ボンベ(2L)が入っています。ダイバーのマウスピースへは吸気・排気のホースが接続され、ダイバーの抱きだした空気はfieno内で二酸化炭素を吸着剤で吸収し不足した酸素をボンベより供給する仕組みです。 fieno自体は軽くしかも長時間の潜水が可能でした。 Air・Finは小型のタンク(100cc)をレギュレータに付けた簡易潜水具です。タンクが小さいので軽いのですが呼吸回数が少なく十数回の呼吸で空になってしまいます。 Air・Finは外部タンクと接続するポートがあり。2Lタンク等がありました。



eOBA BOOM-E-LUNG
循環式潜水器の最終形ではと思わせるほどシンプルな構造です。ダイバーの吐き出した空気は太めの伸縮するホースの中を回って再びダイバーが吸います、このホースを1周する間に炭酸ガス吸着剤で二酸化炭素を除去し不足した酸素はマウスピース横のボトルより供給されます。 ダイバーは最初に思いっきり吐かないと吸えない面倒がありましたが、このeOBAで15分ほどの潜水が可能でした。 開放式スクーバです、ダイバーが咥える2ndステージに1stステージと300ccのタンクを左右に付けた一体型のスクーバです。3〜5mであれば5/6分は潜水できました。エアーが少なくなると1stステージ部分が振動して残圧が少ないことを知らせる仕組みです。







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