−空が青いほど、海は美しい− −夢があるほど、人生は満ちている− この作品は、完全オリジナル・ストーリーではありますが、監督、脚本を手懸けた金丸雄一と、主役のモデルとなった後藤道夫氏の出会いが出発点となっています。かっては真鶴の海で潜っていた実在のダイバーたちの姿を題材にして、V6「それぞれの空」の歌にインスパイアされたフィクションです。 物語は日本が一番希望に満ちて輝いていた時代を振返りつつ、現代に生きる人々の夢を映し出して行きます。 あらすじ 東京の雑誌編集部で働く長倉哲也(長野博)は数十年も昔に出版された1冊の海の写真集に魅了される。上司を説得した哲也は真鶴に赴き、筆者の伝説のカメラマン・後藤道夫(峰岸徹)の元を訪れる。本人には取材を頑なに拒否されるものの、従業員の三橋智行(三宅健)や林田清(森田剛)姪のマリ(大谷允保)から道夫の過去を知らされる。 1960年代、まだ海の底が神秘の世界だった時代。夢中で海に潜る男たちがいた。若き日の道夫(井ノ原快彦)、鶴本輝一(坂本昌行)、堀岡勇毅(岡田准一)。そして道夫の恋人ユカ(水谷妃里)。彼らが追い駆けた夢とは何だったのか。 |
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