私の宝物 海底博物館 






NO-25 タンク


寸詰まりのタンクである。見方によっては、「ウッソー、カッワイー!」と黄色い歓声を浴びることもなきにしもあらず。我々が、「スクーバ用のタンクとは、こういうモノなり」と概念的に知っている形態とは、趣を異しているがゆえに、違和感もあれば、笑いを誘いもする。だが、もう一度、柔軟な脳ミソにだちかえって考えてみれば、別に、タンクには、エアが150気圧もしくは200気圧充てんでき、ダイバーが支障なく身につけられればそれでいいのである。ずんぐりむっくりの姿だって、ヒモだけのハーネスだって、よかったんですよ、30年前は。



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