私の宝物 海底博物館 






NO-04 ダブルホースレギュレター (ドレーガー)


昨今、ダイビング機材はむやみやたらとハデになっている。世の中はモノトーンとダークカラーに染まっているというのみ、ダイビングの世界だけは例外のようだ。なぜ、こんなに”色”がはん濫しているのだろうと頭をひねっていたとき、このレギュレターに出会った。ドイツのドレーガー社製のダブルホースレギュレター。シックな色調とスタイルは1950年代を象徴するようだ。実はこのレギュレター、ドイツの生んだ水中カメラの名器、ハンス・ハス設計のローライマリンと色をあわせて作られたのだ。今の機材にくらべて、なんとも渋い風貌ではないか!当時、北海の油田開発に活躍するプロダイバーたちが好んで使ったレギュレターでもある。



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